1 洗濯
日本人が服を着たら洗うって習慣になったのは いつからだろう?
俺が子供の頃は まだ汚れたら洗うって時代だった
その頃はズボンの膝部分が破けたりしたのを補修して着てた時代だった

サコンの村は今でも破れたら補修 汚れたら洗う
そんな中で生活してると それが当然に思えてくる

村の青年ノイに声を掛けた時の事(彼は半ズボン1枚だった)
「今日は君と遊ぼうか」と誘ったら隣に居たタオに目で合図してる
タオが自分が着てた服を おもむろに脱いでノイに渡す
ノイそれを着て「さあ行こう」って感じで俺を見た

俺の家に向いながら聞いたら自分の服は全部汚れてて洗ってないって
他の家には上半身裸でも平気で行き来してるけど俺の家はダメらしい
彼らにとっては「金持ちの家に行く時は身だしなみを少しは整えて」
そんな遠慮とも配慮とも取れる感覚があるみたい、、

その日から気になって服を注意して観察してみた
皆 数日は平気で同じ服を着てる つわものになると着替えたのを見た事が無い
毎日着替えていたのは俺の家族だけだった、、

ただ家庭によって差がある 親が清潔な服を着てる家は子供も服が綺麗だ
母親が家族全部の服を洗濯するのかと思ってたら そうでもないらしい
そんな家は一部だけで洗濯は子供の係って家の方が多いみたい、、

要は しつけの問題だと思う 服を1枚しか持たない訳じゃないし 
ボロボロな服でも清潔に洗って着てる人も居る

そんな彼らも1日1便のバスに乗ってサコンの街に買い物に出かけたりする時は
綺麗な服に着替えて めかしこんで行くから「よそ行きの格好」は清潔だ、、
勿論カメラを向けるとアッと言う間に服を着替えようとする、、
(そんな平常じゃない写真はHPでは使えないけど、、)

カミイに聞いたら笑って「それでも せいちゃんが来てる時は男達 綺麗な服を着て
るよ」
そう、、バッチイと俺から声が掛からないと判断してるって
チャムローなんか俺が居ない時は汚れて真っ黒な服を着てるらしい、、

洗濯は面倒でサバーイじゃない 汚れすぎた服を着てるのもサバーイじゃない
そのバランス感覚の問題らしい 洗剤なんて例え無くても水洗いは出来るのだから
いつ洗うのか気になって数人に聞いてみた
「臭いを嗅いで臭い時」「色が変わる位に汚れた時」そんな答えをする奴も居た

カミイが「せいちゃんが今までに買った機械の中で洗濯機が一番」って言う
「毎日洗濯するのが気にならないし何時も綺麗な服が着れるから」って、、

「じゃどうして他の家は洗濯機を買わないの?TVより安いし買えるでしょ」
「洗濯機が無くても洗濯は出来るでしょ TVは無きゃ見れないもの」
「じゃTVより先に冷蔵庫だろ この国は暑いから」
「買いに行けば氷や冷たいビールは買えるでしょ」

彼らに聞いた時 怖くてパンツは何日に1回位 洗濯するのか聞けなかった、、
ズボンの内側に着てるから土汚れは付き難いから見た目は汚れてないけど、、
彼らは毎日 水を浴びて身体を洗ってるから清潔好きだと思ってた
それは汗で気持ちが悪いからと暑さをしのぐ感覚のサバーイからだったみたい、、

俺が1日着たTシャツ 洗わずに彼らにあげる時が多いけど
汗は沁み込んでいても見た目はきれい 彼ら平気でそれを着る
俺だったら他人が肌に密着させて着てた服なんて洗わずには着られない
(たぶん人が着たと云うだけで着たくないと思うけど)
カミイも俺の お古は欲しがらなくなってる これは所得による感覚の差か、、


2 ガーニーの家での小話
 スリランカから帰って当然バンコクにも立ち寄ったから
当然 頼まれた物や田舎で入手し難い物は買ってきた その1つがブラックライト、、
夜間の虫を青い光で集めて電撃ネットで感電死させるセット
 
自分の家用は手の平サイズのかわいい物 これは本来の目的に、、
もう1つはガーニーのスタンドに持っていった こっちは大型
虫を殺すのは同一目的だったがなんと それで終わりじゃなかった、、、
 
「どう昨日買ってきたのは 試してみた?」 「ほら こんなに!」
器具の下にネットを別に張って器具内だけじゃなくネットにも沢山死んでた
器具の底を開けて中の虫もネットに取り出す、、
 
そこに道路向いの家のおばさんが来て「沢山取れたね」と言ったら
ガーニー「半分 持ってけよ」と言う?
おばさん ボールを持ってきて分けて持っていく??
 
残った虫をガーニー 容器に選別して入れてる
まさか、、だが その「まさか」だった、、油で炒めて食べると美味いそうで、、、
面倒くさがりな奴だと選別しないで炒めて全部を食べちゃうらしい、、
 
彼等が昆虫を食べる習慣が有るのは勿論知ってて過去にも記述済みだが
これまでは自分で捕まえたトカゲとかカブトムシ セミ等 大きな昆虫だった、、
まあ蜂の幼虫とかゴキブリそっくりなメンダーとかも食うから、、、
 
でも それは単一の種類だったから美味いのを選んでると思ってた、、
今回のは いろんな虫が混在してる、、
恐るべし!昆虫にとってイサーンの人間は天敵だ!
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去年10月に2匹の子犬がシートンの所から貰われてきてた
茶色のが1匹 黒が1匹 小さくて可愛いから缶詰持っていって餌をあげてた
お互いにジャレて遊んでた愛嬌たっぷりの子犬達だった
 
今年 彼のスタンドに行っても餌をくれる人間は覚えてて走って寄ってくる
ガーニーの子供達と御菓子を買いに行って 犬用にも1袋買ってきた
それを少し投げ与えたら茶犬が全部食べちゃう、、
黒の前に投げなおした 黒は食べようとしたが、、
 
茶がそれを牽制して横取り グゥーっと警告の唸り声さえ出してる
食べ終わるとシッポを振って もっとくれとばかりに愛嬌をふりまく
黒が食べていないから手で直接 黒にあげようとしたら、、
 
食べようとしてる黒に茶が喧嘩を売って争いに、、
徹底的にやっつけられてシッポ捲いて逃げる
茶に見せた餌を遠くに投げて 油断した隙に黒に少しやれた、、
餌が無い時は仲良しな兄弟2匹だから上下関係に驚いた
 
でも これ人間関係にも当てはまってて観察してると面白い
勿論 人間は殴り合いの喧嘩をする訳じゃ無いけど気をつけて見てると
親分 子分の関係が自然に出来あがってるのが判る
 
腕力 知力 財力 地位の総合ポイントで決まるのだろうが
日本では体育会系の先輩 後輩の関係くらいしか見る事が出来ないから
(会社の上司と部下でも有るかもしれないけど就職した事が無いので判らず)
日常の中に溶け込んでるのが鮮明で昔のガキ大将を思い出す、、

3 ウッ
ウッが来た 彼この頃 毎日のように来てる
他の奴と違って俺が誘ってもいないのに勝手に上がり込んで何時の間にか家に入ってる
本人はフニャチンだからHして遊ぶにも無理 だから男の紹介を仕事にしだした

チャムローが連れてくる男達より年齢が上の多少「悪」の友人が多いから
「荒くれ男」が好きな俺の好みにはピッタリ 1日に数人は連れてくる
行動範囲が広いのか村の奴じゃ無い男達を次々に紹介して稼いでる

それでも小遣いが足りないのか黙ってると触ってきてフェラチオでも平気でやる、、
とにかくサービス精神と言うかバイト精神と言うか金を稼ぐのに手段を選ばない
チャムローの自然な笑顔と違って営業笑いなのは簡単に判る

まあ それを仕事と考えるなら それも良かろう、、ちゃんと仕事は こなすから、、
彼にとっての上客への気の配り方は大したもので趣向を替え品を替え俺の気を引く
盗んだりする癖は無いが とにかく金を巻き上げようと あの手この手で頑張る
彼と居ると確かに金の目減りが早い、、

彼は遊び好きだから俺を誘う(自分で払わなくても遊べるから)
カラオケ ディスコ モーラム その他 村に居ては遊べない場所に誘われる
美味しそうな男を餌に ぶらさげるから つい付き合ってしまう、、

彼は「紹介料」を手に入れるだけでなく 遊ぶ金も出させる事にかけては上手すぎる
毎日150Bは懐に入れてるが もしかしたら紹介した男達からも手数料取ってるかも、、
好きな性格では無いが お互いビジネスだから頬っておこう
(その金が酒と女と博打と大麻に消えてるのは知ってる)

カミイも彼が最初 出入りする頃は「ろくな奴じゃない」って嫌ってたけど
便利屋として認知した だって彼のおかげで俺 ハント時間が短縮されたし
危険な場所への安全弁みたいな役してるからカミイも安心みたい、、
 
今日も俺のチンポ触ってくるから「俺の立ててもダメ」って振り払う
彼に「その若さでフニャじゃ恋人できたら困るぞ」って言ったら
本人いわく「女と寝る時はビンビン」 これ絶対に嘘!
しかし時々コンドームをねだるから「彼女が居るの?」と聞いてみた

最初は彼女(フェーン)と言ってたけど聞いてたら呆れた、、
街の飲み屋の女は高いから隣村の女とバイクツーリングでデート
その時に買ってきたビールで酔わせてムード作り「お触り作戦」で脱がせて
彼女が濡れてきたら やっちゃった、、もう数回になるそうで、、
 
これ日本なら街で見かけた可愛い女に声かけて車でドライブ
ムード作ってモーテル直行と同じパターンだから驚かないが ここからが、、
 
その女 来月結婚するって言うから本人かと思えば違う男だって!!
しかもウッが成功して それを知ったチャムローもパターンを真似て成功
ガソリンとビール代が有る時は それを彼ら繰り返してるそうだ、、
 
一度はゴム無いのに「付けた」って嘘ついて遊んだと言う、、
「妊娠したらどうするの」「どうせ来月結婚だから ばれない」
「結婚したら遊べないから今のうちって事?」「旦那が仕事に行ったら出来る」
 
ぐえ〜知らぬは彼氏と親だけか、、「ばれたら どうするの」「逃げる」あらら単純、、
しかし女も女だ、、タイの女は一般人は貞操観念がメチャ強い
結婚前は彼氏とのHも素股で済ませて結婚まで処女を守るのが普通
どんな女か見てみたい、、と言ったら 「もう見てるよ チャムローと遊びに行ったろ」
 
げげ!あんな可愛い子が、、だって無口で可憐な少女ってイメージで
とても気が利く子で俺が寝転んでると枕 タバコを吸うと灰皿(ただの皿だけど)が出て
チャムローにしては立派 良い子を見つけたなと思ってたから、、
しかも彼女の両親も居て いろんな話しで楽しんだから、、
 
ウッ「今日は何時頃 男達を連れて来ようか 何人欲しい?」って聞いて出ていった、、
スケジュールを聞きに来ただけらしい、、 後でチャムロー来たら聞いてみよう、、

3 ウッ を書いた後 掲示板に投稿頂いた「参考資料」です
まあ皆が皆 そんな奴ばかりじゃ無いけど一部の人間は絶対やってると思うので転記します、、

ギンラオティアウ 投稿者:pinyapoon  投稿日: 6月29日(金)
イサーン地方で習慣として存在してました(今でも有ります)

ギンラオティアウ(酒遊び)。
要は、男女数人酒を持ちより、酔っ払った勢いでの乱交パーティです。
裏ビデオに、有るようなものではなく、順番を待ってやるようです。
テレビ等も無く大した娯楽もない時代には毎晩の様にやっていたそうです。
当然出来ちゃう事も有り、その後はバンコックでのソーペニーという図式です。
良く言えば、性のおおらかさです、日本にも夜這いというのがありました。

今でも休みの日バンコックのアパートで行われてます。

上流階級では貞操観念はしっかりしていると思いますが、
イサーンでは貞操観念は希薄と思います。段々と変わってますが。
ポセイドンあたりでのアレキは現代版のギンラオティアウです(笑)

4 ナコンパノム
それから2,3日 いつものバス停でウッが知らない奴と話してる
俺を見かけて「この人が今 話してた日本人」と教えてた
「ちょうど行こうと思ってた この人 要る?」と売りこむ
いつも連れて来る悪タイプじゃなくて普通の二十歳位の青年
どっちでも良かったから 曖昧にOKする、、
 
部屋でHした後でコーラ飲みながら話してみたら彼 親戚の家に来たらしい
両親の家が完成しタンブンでカラオケ、飲み会をやるのでもう1人とバイク2台で
親戚の人を誘いに来て もう1人が親戚の家で話してる時にウッと話して待機してた
そこに俺が通りかかったのでウッが商売気を出して売られたらしい
 
彼の村 聞いた事も無い名前、、だいぶ離れた所から来てると思った
彼 俺がウッに紹介料払うのを見て同じ事して稼ごうと思ったらしく
「村にはココより沢山 元気の良い男が居るよ遊びに来ない?」と誘う
場所を聞いたが知らない 道路を説明されても判らない、、
 
そこにウッが「親戚の人 着替えて君を待ってる」と彼を迎えに来た
彼がウッに俺の事を話してる 「村に行く?」とウッも聞く
俺 まだ昼食も食べてなかったから「飯食ってない」と断った
ウッが俺の食事を済ませるのを待って一緒に後を追いかける事になった
 
昼食の後 ウッと2人で車に乗ってスタート
最初の20分は知ってる道だったが道路を曲がって知らない通りへ、、
それから30分 車を走らせ「どっか この辺の筈だけど」と彼も道を知らない
だいぶ以前に来た事が有るけど忘れたと言う、、車を降りて道を聞く事3回、、
やっと目的の村に到着した 家を出てから1時間以上かかった、、
 
先に到着してた彼 俺が来ると言ってたらしく珍しい外人に見物客が多数、、
タンブンパーティーは家の庭先にステレオのスピーカ出して大音量で音楽を流してるだけ
そこで俄仕立ての素人ディスクジョッキーがカセットテープで選曲してる、、
それでも皆 踊ったりして楽しそうに飲んでる(メチャ暑いのに、日光の下で)
 
木陰にゴザ敷いて彼が手招きしてるプラスチック椅子は俺用らしい
酔っ払いが完全に寝てたが他は俺の為に追い出されたらしい、、
椅子に座ってタバコを咥えたら 何人かの手がのびる、、
タバコの予備を持って来てないから これはダメ その代わり買ってあげるよ、、
 
人間が多いからタバコの他にビール6本とラオ(焼酎) ファンタや御菓子も、、
そう指定して300Bを一番若い奴に渡す 友人連れて買いに行った、、
まだ酒は来ないけど ただ酒が飲めそうとゴザは人でイッパイに、、(足りるかな、、)
 
彼が耳元で「誰が欲しい?」と囁く、、指名は簡単だけどHする場所は?
「ちょっとトイレ」と椅子を立ち 彼に案内してもらう振りして打合せ、、
「この家の部屋を使えば?」「鍵も無い」「外で見張っててあげるよ」
そう決定して最初の男を連れてきてもらったが、、暑い、、俺には暑くてHどころじゃない、、
 
「この近くにはエアコン付いたホテルは無いの?暑くて寝れない」と聞いた
ちょっと考えていたが「じゃホテルに行こう」と言う 少し遠いから乗れるだけ選んで!
さっきの椅子の所に帰ったら焼酎もビールも全部無くなってた、、、
焼酎だけ3本追加(200B)ビールじゃメチャ飲まれそうだったから、、
 
適当に頃合を見計らいウッと車に戻って待機 彼が連れて来るのを待つ、、
なんだ!車に乗り切れない程の人数が、、俺が指定したのは3人なのに、、
聞き耳たてて小遣い稼げると判ってドヤドヤと押しかけて来たみたい、、
結局 強そうな奴が乗れるだけ乗って出発する羽目になった、、
 
来た時と違った道を8人も乗った車は進む 案内されるままにハンドル切るが何処へ?
20分位して知らない国道に出た「まだ遠いの?何処まで行くの?」「ナコンパノム」
「え?そんな遠く!サコンナコンの方が近くない?」村からはナコンパノムが近いって、、
 
ナコンパノム、、ラオスとの国境に有る街 サコンナコンからは100km弱、、
国道の標識見たら40kも無い、、田舎でホテルなんて言わないで暑くても我慢すべきだった
夜まで待てば それなりに涼しくなるから部屋でも良かったのに、、
もう ここまで来たから諦めてホテル目指して行こう、、、
 
村を出て1時間位で到着 ラッキーホテルと言う350Bのホテルへ到着 2部屋頼んだ
宿泊しないなら2部屋で400Bと聞いたから 1部屋は彼らの待機用、、
これで ムフフ、、楽しみだ、、彼らが来るのを待機して、、
 
甘かった!!彼らに酒を飲ませ過ぎてた、、しかも車に揺られて酒が廻ってる、、
やる気はあっても誰も起たなかった、、、チンポ撫でようが引っ張ろうが無駄だった、、
勿論 小遣い欲しいから無理やりにフニャを入れようとする奴もいたがダメだった、、
 
まあ仕方ないから1人50Bずつ「触り賃」を あげて次回を期待する事に、、
紹介してくれた彼には100Bあげて次回から俺の村に乗せて来るように頼んだ
勿論ウッが連れに行っても構わない ガソリン代は別に払うよバイクなら安いし、、
 
太陽が沈み暗くなったから彼らに夕食を街の食堂でおごる
急いで帰ったが彼らを送って自分の村に帰りついたのは夜の9時、、
今日は「男日照り」だ、、チャムロー呼んでサッとシートンに連絡してもらう
この2人が来たら飢える事はないが メチャ疲れた1日だった、、

5  裏切り
今日もウッが数人連れてきた 以前遊んだ暴走族の仲間も混じってる
バイク相乗りで来てるから皆が終わるまで済んだ奴は部屋の外で待機してる
勿論 部屋へは1人ずつだけどHしてたら外でカミイが誰かに文句言ってる
そんな事は今まで無かったので 何事?って感じで腰にタオル巻いてドアを開けた
 
ウッが連れてきた仲間から部屋の外で大麻を買ってカミイに見つかったところだった
これはルール違反 彼らには「この家に持ちこむな」とカミイが事前に注意してたから
部屋に残った終わってない奴を除いて全員 外に出てもらった
 
彼らが帰ってから「せいちゃん 家の中であんな事させたらポリスが怖い」と言われた
部屋の外の事は俺も知らない事だったから やりかたが甘かったかなと反省
ただでさえ若い奴の出入りが多いから しかも金を手に入れる事が出来る場所だから
誰かが覚醒剤や大麻を持ってる時に捕まったら こちらまで疑われて捕まってしまう
 
この村に警官は居ないけど時々巡回してくるから 
もし俺の家を出た彼らが その場で尋問されたら俺の家が疑われる、、
だからウッには以前に仲間を連れて来る時には持ち込まないように厳重に言ってた、、
それを自らが破るなんて、、
 
翌日ウッが来た時にカミイ「今度から部屋の外じゃウッだけ待機」と言い渡す
まとめて連れ込まず1人ずつって事、、バス停でも友人宅でも待機できるから、、
勿論 村の普通の男達には当てはめないルールだけど、、
 
俺が村に居る時は その後も相変わらずウッは毎日来てた
他の人はチャムローとシートンやサッを除けば毎日来てる訳じゃないから
Hして稼いだとしても1回あたりじゃ無く 毎日の平均で見ればウッの稼ぎの方が多い
それでも彼 次の日まで所持金を持ってた ためしが無い、浪費にかけては天才だと思う
 
毎日毎日 小銭が要るから街に用事が有る時に銀行で預金を出す時に
カードを使わないで通帳を使って引き出して1万か2万を100B札の束で貰って
1人平均200Bだから1日だと1000〜2000B有れば足りてた
(シートンやサッは帰国前にまとめ払い)
 
帰国が数日後に迫った日 しばらくサコンナコンに行かなかったから100B札が底をついた
その日も昼間からウッが2人連れて来てたから遊んで1人が終わる時に
「今日は100B札が無いから もう1人が終わってから両替して払うね」と言った(了承)
 
外で待機してた もう1人を連れてウッが来て
「彼と遊んでる間に両替してきてあげるよ」と言うので1000B札を1枚渡してお願いした
この子は頑張ってくれたから300Bだ、、でもウッが帰ってくるまで待ってね、、
 
1時間しても帰ってこなかった、、済んで外で待ってた奴が帰ろうと彼を誘いにきた
彼らにウッが帰って来てから200と300Bの計500を渡すから彼から受け取るように指示
彼ら納得して帰って行った しかし何処まで両替に行ったんだろう、、
 
チャムローが年下の学生の友人を2人連れてやってきた
1人が按摩のバイトをしてる間にTVゲームで遊ぶつもりだ、、
彼にさっきの事を話す「え!どれ位 前?」「もう2時間かな」「見てくる」
按摩の学生を残して彼は出ていった、、
 
1時間の按摩が終わる頃 チャムロー帰って来た
「村の何処にも居ない 早く捜して全部を使い込まない内に取り戻さないと」と言う
「放っておけ」「まだ全部は使ってない」「構わない」「どうして?」「くれてやるさ」
「大金だよ!」「もう この家には来れないから」「平気なの?」「、、、、」
「それより この子にあげる120Bの小銭が無いから両替してきて」「うん、、」
 
チャムロー両替と一緒にカミイに言いつけたらしく カミイも同時に上がってきた
「100B札 僕に言えば持ってたのに 彼をどうするの」「どうもしない出入り禁止さ」
カミイ笑って「何時まで彼無しで我慢できる?」
俺が男が無くては我慢出来ないと完全に見透かされてて そう言われた、、
でも カミイ 皮肉っぽく言ってるけど「君も少しは懲りなさい」と言ってるみたいだった、、
 
そりゃ彼無しじゃ不便かもしれない しかし伊達に歳を取ってはいない、、
一度裏切った人間は許しても同じ過ちを繰り返す事を経験から知っている
そういう悪い癖が治るのは死ぬほど怖い目にあった時くらいだ、、
 
例えば泥棒を捕まえた時 死ぬほど殴る蹴る痛い思いをさせれば懲りてやめるかも、、
そんな事しないで説教だけしても表面の反省だけで また繰り返す、、、
そこまで面倒を見てやる気が無ければ 見捨てて以後は関わらない事しかない
 
ウッが毎日来てれば1000Bは数日で稼げる金だから退職金には少ないが
彼が選んだのだから それで我慢してもらおう、、
 
2日後 あの時 遊んだ2人が訪ねて来た まだ500Bをウッから貰えないと言って、、
彼はもう既にスッカラカンだろう、、勿論 2人には500B札1枚を渡して分けるように言った
彼らが言うには あの金で遊びまわっていたそうだ(スグに無くなるのにね、、)


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