9月29〜30日 ラオスへの旅

9月1日にタイに来たから明日で30日のビザ無し滞在日数が切れる
バンコクでラオスのビザは取ってきたから本来は明日ラオスに行けば良いが
ナコンパノムからの正式な入国は始めてだしカミイが雨で増水して川が渡れなかったらと
脅すから念の為に1日早くラオスに向かう事にした

車が々々さんが来てた時からオーバーヒートぎみなので応急修理はしてたけど
詳しく調べてもらう為に昨日から修理屋に預けてある
シートンとカミイのバイク(ピアンが運転)に分乗してタレーのバス停へ

シートンに少し惚れてるから単車の後に乗って一緒にドライブも また嬉しい、、
本人は気がついてないだろうけど以前から俺は結構「お熱」
たぶん本人はカミイの兄弟だから俺が親切にすると思ってる
(それで良いよ どうせノンケに言っても理解できない世界だから、、)
そばに居るだけで嬉しいなんて ちょっと俺もガキみたいな所が残ってるかな、、

タレーに着いたけどバスは さっき出たばかり 次のは40分後、、
シートン達にビールとタバコを買って一緒に時間つぶし
やってきたのはエアコン無しのオンボロバス え?これで行くの!
まあ70km位だから これでも何とか、、切符30B

もう30年以上走ってるような車だが飛ばす飛ばす、、時速どれくらい?
何箇所も停車したのに1時間ちょっとで着いちゃった
バスセンターからイミグレーションまでトクトク
カミイが値段交渉して相手の言い値のまま100Bそんなに高い訳がないでしょ!
ナコンパノムには何回も遊びに来て地理や距離は知ってるくせに、、
まあ面倒だから黙ってた、、毎日払う訳じゃないし50Bになっても しれたもの、、

イミグレでは出国税?10Bだった カミイはパスポート持ってないから
行けない場合に備えて近くのホテルで待ってる約束してた
彼 携帯持参で来てるから もし行けなくても連絡に不便は無い

やはり俺だけ出国か、、船着場の上に居る彼を見上げながら
「行ってくる」って感じで手を振った 船はチャオプライヤー川の定期船より小さい
定員になるまで出発しないのか定刻があるのか判らないが停船したまま、、

あれ?汗びっしょりって感じでカミイが走ってくる にこにこ笑いながら、、
そんなに走ると板3枚のペコペコな渡橋だからドブ水に落ちるぞ!
手に握り締めてたのは渡航許可証か
(タイ人はパスポート無しで行けるって聞いてたから入れ知恵しといた)
彼が乗ったと同時に出発 あらら彼を待ってたのかな?

ラオスへの渡し舟 板橋を落ちたら泥水危険! ここでカミイと別れると思って記念撮影したが、、 国境の向こうにホテルが見える 


ナコンパノム側から見たラオスは田舎って感じ さて実際は、、
時効だと思うから書くけど以前イミグレ通らずラオスに渡った事がある
もちろん人目につかない街から離れた場所で漁民の小船で川の観光がてら、、
あの時の印象は「ど田舎」男が50Bで買えちゃう場所、、
しかし正式な渡航は俺は始めて 以前行ったのはシートンと、だからカミイも始めての国
向こう側はタケって町らしいが調べた事は無い

ノンカイとか他の場所だったらビザが現地発給だから観光客も多いだろうけど
ここだとビザ取得を事前に済ませておく必要がある為か外人は俺1人
タイ人とラオス人の区別はつかないけど青いノートみたいなパスポート持ってるのがラオス人
話しを聞いてるとイサーン方言のラオ語に似てるけど同じじゃない、、
まあ半分なら理解できるから大丈夫かな、、

到着 イミグレって言うよりバスのチケット売場って印象、、
出入国のカードも画用紙にガリ板刷りって感じの低コスト
それでもイミグレの写真撮ろうとしたら「ダメ」って、、 
両替しようとしたらカミイが「バーツのままで使える」って言うから中止

国境貿易は舟で 荷物いっぱい! ラオス入り口 建物だけは大きなホテル


川岸から見えてたホテルに向かって歩く、トクトク居たけど近くだから、、
料金表がフロントにあるけど12万キップと10万kがVIPルームで
ずっと安い部屋まで値段がまちまち 両替しなかったからレートが判らない
「バーツで払うと幾ら?」12万kの部屋が500Bで10万Kの部屋が400Bとの事
カミイと顔を見合わせて笑った だって120000って書いてあったら誰でも、、
勿論そのVIPルームを選択 エアコンとお湯の浴槽くらいは有るよねVIPだから(笑)

まだ舗装は無い ホテルに行く途中で売ってた鶏の足 部屋代 10万キップが400B じゃ4万は幾ら?


到着したのは3時半 昼食も夜用も食事は持参してきた(俺の分だけ)
遅めの昼食は「おにぎり」梅味と塩昆布味に手巻海苔
冷却用のアクエリアスのパウチパックが氷から解けてちょうど飲み頃
カミイはバス停で軽く食べてたから要らないみたい、、

この部屋 広さだけは本当にVIP 普通のホテルの2部屋分ある
しかしフロントへ連絡するのは電話 何番?何も書いてない
エレベータも無いのに3階 これじゃ按摩呼ぶのもフロントまで疲れそう、
少し休もうか、シャワーで汗でも流してから、、

あららVIPルーム普段は誰も利用しないの?ホコリが浴槽に、、
確かにタイ人だったらシャワーだけの設備の安い部屋でも充分だよね、、
浴槽使う習慣が無いから、、


少し休んでから冷蔵庫の中身を買いに出た
一応 冷蔵庫は有ったから夕食の稲荷寿司を保存するには便利だけど
飲み物は何も入ってないしベルボーイ呼ぶにも9でも0でも100番でもないし、、

始めての街だから右も左も判らない 最初のイミグレ前まで戻ってトクトク拾う
「街全体を周ってくれる?」交渉した値段は150B これ高いのか安いのか判らない
途中で店に寄ってもらいコーラとかの飲み物を買いこんだ
全部で140B払ったがタイなら もう少し安い ラオスで生産してないから仕方ないか、、

でもビックリしたのが御釣 カミイが200Bを出して受取った釣は札束ギッシリ
この国の人 こんな紙幣で困らないのだろうか?持ち歩くだけで大変そう、、
インドネシアやスリランカで慣れてるとは言っても やはり不自然に感じた
カミイ「何だか金持になったみたいだね」と笑ってる

街を見た感想はカミイは「スリランカみたいだね古い建物が多いしコンフラン
(西洋人)が起てたような感じの家もいっぱい 貧乏な家との差が凄いし」
確かにそう、政府や銀行の建物は立派だが平民の家は貧しそうだし、、
数件の床屋を見かけたが何処もバラックみたいな造りだし、、
道路も街中だと言うのに舗装が剥げたり まだ未塗装だったり、、

帰りがけにZUKIYAKIって書いたレストラン発見 タイ語らしい文字も、、
カミイが「スキ・・」って最初は読めるがヤキの部分が読めないみたい
聞いたらラオス文字は少しタイ語と違うけど似てるとか、、スタートは同じかな?
でもSUKIって文字もZUKIになってる位だから看板が怪しいかも(笑)

買った飲み物を冷蔵庫に入れてから食事に(賞味期限が短いかいからか作ってないか
ヤクルト何処にも売ってない、そう言えば他より2B高いリポDも見かけなかった)
勿論 稲荷寿司も持参で さっき見つけたZUKIYAKIレストランへ

そこまで歩いて行ったが川沿いの店も客が少ない 出店の数の方が歩いてる人の数より多い
売ってるのはタイの露天と同じような感じだけど客数は、、
さっき見まわった街中でもタイで感じる活気が感じられない、、
川ひとつ隔てて こんなにも違うものか、、政権の違いだけで、、

レストラン(って言うより食堂って言った方がピッタリ)先客が2人だけ
焼肉みたいなスキヤキ?を恋人(かな?)がSPYタイ産のワインもどきで雰囲気だしてる
ガラーンとした感じだったが俺達が注文した後から結構 客が入りだした
車で乗りつけた現地の金持連中のたまり場って雰囲気だ

「飲み物は何にしますか?」って時 カミイが「コーク」って言ったら
何故かビールが出てきてお互いに顔を見合して「あれ?」って感じ
Beer Laoって表記だがタイ語(ラオス語?)表記だと商品名クーラオらしい
たぶんコー(欲しい)クーって聞こえたらしい「クーをくれ」って意味になる
アクセントも此れだけ違えば可笑しい コークって呼び名も一般的じゃないみたい

彼が頼んだメニューはシーフード スキヤキ(そんなの あったっけ?)
出てきたのは冷凍イカと小僧寿司で使うような小さな海老に竹輪の組み合わせ
それに煮込み用の野菜に卵1個 これ2人分らしい

海の近くで育った俺には とてもシーフードって呼べる物じゃないけど
海からこんなに遠い地方では これでも立派なシーフード
何か野菜の鍋物に多少のイカが入ってるって感じだけど ここじゃ高級な部類らしい

俺も稲荷のおかずに少しだけ頂いたが美味くは無いけど食えるって程度の味
彼にも もっと本物のシーフード食べさせたいが遊び好きじゃないから
あまりサコンから動こうとはしないし、、、

この店の中と外の人の服装の違い、、貧富の差は凄いみたい、、
まあ外だってインドみたいな「みすぼらしい」格好とは違うけど、、
そう、洗剤使わず水で洗ってるの?って感じに見える衣類なの、、
俺のサコンの村の方が衣類は良い これ同じような農村地帯だと どうなるんだろう、、

ホテルに帰って按摩を頼んだら「無い」の一言
タイだったらホテルに無くても呼んでくれるけどラオスは按摩が無いのかな
仕方ないから自分で捜そうと再度 外へ 既に日が暮れて川向こうの
ナコンパノムの各屋の電気が眩しい 向こうからこっち見ると乏しい明かりだけど、、

バイクから降りて しゃがんでる2人組の青年に按摩が街に有るか聞いた
カミイがバイクで俺をそこに連れて行くよう交渉 方言のラオ語が成果を発揮
ただ俺が話すタイ語でも彼ら理解するみたい 向こうが話すとダメだけど、、

「しゃがんで何してたの」って聞いたら対岸の明かりを眺めてたみたい
確かにキラめいて花火みたいな感じもするけど、、
ここに並んでる露天そんな客を相手に商売してるみたいだが
まだ9時前なのに もう閉店の準備してる店が多い、、タイなら今からって時間なのに、、

身長の高い20歳位の奴のバイクだと思ったが若そうな方の持ち物みたい、、
友人とカミイをそこにおいて按摩屋に あれ?もう閉店してる
もう1軒だけ有るそうでそっちに向かう「SEXの店じゃないよ」って確認する
「普通の按摩だね」って彼「何故?スケベな方が楽しいでしょ」って聞かれた
「だって俺 女好きじゃないもの 男の按摩なら嬉しいけど無いでしょ」
何か彼が言ってるけど それ以上は俺には聞き取れない言葉
まるでカミイの母さんと話してるみたいな感じの言葉使い、、

「マイ ハウス」って彼が言う あらら、、見なれない客に彼の母か
「いったい何処から連れてきたの」って言う雰囲気で話してる
彼らの母屋から興味津々って感じで見られたが彼が案内したのは別棟
そう彼の個室に案内された、階段を愛犬?が付いて来た

彼の為に作られた勉強部屋みたい古い机と寝具の布団があるだけ(それと扇風機)
この歳で学生って事や別棟の部屋が有るって事は少し裕福な方かも
彼 ここで按摩のアルバイトする気らしい、、布団を整えて寝れって招く
入口のドアに鍵するから もしかしてHの期待も出来るかな、、

部屋の壁の材質は編んだ竹と廃材
本人


家だけ見ると貧しそうだけど(壁が竹で編んであったり裸電球から受ける印象)
机の上には壊れてるみたいなラジカセ有るしCD(プレーヤーは見えない)有るし
タイの田舎で勉強部屋みたいな贅沢は見ないから、、

彼 30分按摩して「もうダメ腹減った」って え?まだ食べてなかったの!
半分理解って事で話せば さっきの友人と川沿いの露天で食べる前だったみたい
家の人は もう皆食べ終わって御飯残ってないみたい

「何か買って食べたら そう ついでに電池買ってきて」と頼む
彼の部屋を写真に撮ろうとしたらデジカメのバッテリー上がっちゃって、、
中に入ってた東芝のアルカリ単三を見本に持たせ姉が買いに行った
その間に いろいろ聞く「高くも安くもない普通の月給って幾ら位」
50万K位って言う 宿泊してるホテルが12万Kで500Bだから2000B位が標準?
上で百万K 下は半分って言うから1000〜4000Bと理解すべきか?

姉が帰ってきた 彼女には食事代100Bと電池代100Bを持たせたけど、、
ぐえ〜!!単三電池パナソニック100Bで2個買えないって???2個200B!!
これ日本の100円ショップで買ったんだよ こっちだとそんなに高いの!!
彼の着てるGパン300Bだって サコンの店で120〜180Bで売ってる品と同じなのに
「こっちなんか500Bだよ」ってバーツ換算で紹介する、、メチャ高い

でも服も何枚も持ってるから やはりこの辺じゃ裕福な方だね、バイク姉の別だし、、
彼「日本の歌を歌って」って言うけど伴奏なしで?カラオケ無いもの、、
そしたら彼が歌いだした 郷ヒロミの曲? 何故そんなに歌えるの?
CDやカセットで覚えたって言うが意味を教えてと言われても言葉が完全じゃないし、
ラオ語で知ってる範囲に英語の単語を混ぜて翻訳 何とか解るみたい

日本の曲に興味が有るの?って聞いたら 来た日本人がいて興味を持ったって
「ちょっと待って」と彼 母屋に、、持ってきたのは紙芝居とノート
「昭和ノート」の雑記帳と「ネコの体操」って幼児向けの20枚の日本語紙芝居
え!この家に来た日本人って俺が初めてじゃなかったんだ?

CDもタイの友人がくれたって音楽CD何枚も持ってるし
極めつけは「電話番号を教えて」そう この家 電話も有るみたい
来た時に出された水は周囲に水滴が付いてないから常温、冷蔵庫は無いな、、
でも母屋から皆でTV見てる音が聞こえるし

「ラオス良く来るの?」「いや今回が初めて でも これからは しばしば来るよ」
ラオスに来るビザ更新の訳を話す 彼 納得「次回 タイで服を買ってきて」
え?按摩に1分2Bの約束はしたけど君に土産を買って来るほどの友人じゃ無いけど、、

「だって来る外人 皆 土産を持ってきてくれるよ」
もしかして この家 父が地位の有る軍人とか、政府の役人??
ここに来た日本人どんな人だったの?日本語の紙芝居なんて誰も使えないでしょ??

彼の日本人の評価は 言えば何でも買ってくれる凄い金持で金離れの良い人種
他の外人と格段の差があり ニコニコして何でも持ってる人

彼 食事が済んでも これ以上 按摩を続ける気が無いみたいだから
「遊びに行こうか その前にカミイが心配するからホテルに寄って」
彼 手を差し出す「按摩代」 100B札を渡すと「これだけ?」って不満そう
「1分2Bなら それでも多いぞ」「けち」「40分で君がさっき言ったラオスの
 日当以上に稼いだろ 飯代も出したぞ」以前の日本人どんな接し方したんだろう?

ホテルに向かう途中で彼のさっきの友人が歩いてきた
たぶん待ってて来ないから歩いて帰る途中 何か言ってるけど現地語で判らない
彼うなずいて そのままホテルへ、

ホテルのフロント前で「君も部屋に来る?カミイに遊びに行くって話すだけだけど」
フロント前の椅子で飲んでる現地の人が彼に話しかけてる
知り合いって感じの話し方 彼、若いくせに顔は広いみたい、、

部屋でカミイに「彼と遊びに行って来る 君も行く?」って聞く やはり行かない
按摩屋が閉まってて彼の家に行った事を話す 友人はさっきまでここで待ってたとか、、
カミイ「そんな固くならないで こっち来て座って」と彼に、、
俺も買ってた飲み物を出して「何 飲む」と見せる 飲み終わった頃「行こうか」

パスポートや大きな金はカミイに預けてタバコと財布だけ持って出発
だけどカラオケもディスコも閉店してた まだ11時前なのに、、
彼 男と寝る気が無いって判ってたから それに聞いたら17歳って言うから若すぎるし
そこで誰かハントするつもりだったのに、、もう街は静まりかえってシーンとしてる
タイなら田舎町でもバイクの若者とか遊びまわってる時間なのに、、
ここ本当にスリランカそれもゴールみたいな地方都市にそっくり、、

仕方なく再度 彼の家に さっきの友人来てた 約1kmかなホテルから、、
彼らキーボード(電子ピアノ)の値段を聞く それもメーカー指定で
カシオトーンじゃ無くヤマハが欲しいらしい 俺も詳しくないから
およその値段で答えたが日本よりだいぶ高い値段で売ってるらしい
安いのから高いのまでピンキリだから そう言うと「そんなに種類が!」って

確かに秋葉みたいな専門店街は無いだろうし、展示してても2,3種類だろうが
そんな物 普通この国の人が欲しがるとは思えなかった
もっと生活必需品を先に欲しがるだろうから やはり ここは、、

来た時には家の人達もう寝てたから この国の就寝時間は早いかも、
「ここで寝てく?」と聞かれたが蚊がいるからカヤが有っても嫌
今度は2人で按摩してくれたけど労働に慣れてないみたいで
やはり30分過ぎると疲れがみえ40分で音をあげる、、

「安いギターで良いけど」って300Bの値段のギターのおねだり攻勢
あのね、、40分だと80Bでしょ2人でも160B 行き帰りの足代を足しても200B
彼 俺がカミイに1000B札を全部渡し代りに100B札を十数枚サイフに入れたの見てた

遊び場は無かったから まだ全部入ってるの知ってる でもダメなものはダメ
甘い日本人なら簡単に差し出す金額だけどね、、
それ たぶん君の1ヶ月の小遣いより多い金額でしょ、学生だから、、
周りのラオス人 小遣いなんて貰った事が無い学校も高校まで行けない人が
ほとんどだと思うよ、、今の環境 親に感謝すべきだね、、

悪い奴みたいに書いてるけど おねだり攻勢以外の面は しつけの良い子だった
友人も含め言葉使いも良いし礼儀も正しい 良い所の「ぼっちゃん」って感じ
彼にこんな態度を覚えさせた先客の日本人に責任が有ると思う、、


ホテルに単車で送ってもらう もう人っ子一人も見かけない夜道
ホテルに着いたらゲゲ!2つの入口 両方ともゲートロックしてある
わぉ!どうしよう入れない、、勝手口もダメ、、

わ〜ん仕方ない、、彼に肩車してもらって泥棒みたいな事して中へ
ゲートだけでフロントは壁の無い作りで助かった、横の階段 昇って3階へ
彼「何時までラオスに居るの?明日でも各地を案内するよ」って言ってたけど
男と寝れない街だと居てもしょうがない、、

以前みたいな田舎でハントしてもホテルが無いし食料も無いし
街中で労働者タイプの人を捕まえて遊ぶ事は出来るけど遊び場は無いし退屈そう、、
やはり明日 帰るか、、遊び難い場所で無理して遊ぶ事は無いし、、

ドアをノック カミイ寝てたのか数回のノックでやっと開いた
風呂に湯を溜めて入浴したら驚いた 湯の色が赤茶色に変色
よく田舎の奴らを風呂に入れたら この色になってバッチイと言ってるけど
今日はバイク、バス、船の旅の後で現地の家に行ったし、、
まさか1日でこれだけ汚れるとは、、見てて自分で気色悪くて数回シャワー浴びた

俺が入浴してる間に彼 寝てた 時計見たら まだ12時50分だった、、
うーん退屈、、仕方ない寝よう、、、

朝 早めに目が覚めた カミイも起きてシャワーしてる
「昨日は どうだった?」って聞くから話したら置いていった友人も行儀の良い子で
ラオスの事いろいろ聞いたという、そして遊べなかった話しをしたら笑ってたが
「もし警察の世話になったら悲惨だよラオスは手も足も縛った状態で牢獄だから
 それに横になって寝れない位に詰め込むよ」って付け加える

まさか夜間外出禁止令が出てるとは思わないが それにしても、、
この国の人 何が楽しいのだろう? 夜する事が無いから子供だらけになりそうな気がする

朝食はタイに帰ってナコンパノムで食べる方が良さそうだ
荷物なんて持ってきてないから さっさとチェックアウト
500B払ってホテルを出る そう言えばチェックインもしてなかった
「幾ら」って聞いて部屋を選んだら名前も書かずに部屋に案内されてた

カミイが支払いの時に出国時に貰った許可証にホテルの印鑑を押してもらってる
パスポート無しだと この手続きが必要なのかな?

車も申し込めば運べるみたい 街を撮影 帰りの舟から普通の民家を撮影


歩いてイミグレへ まだ開いてない
タイの入出国カードは日本からの飛行機の中で余分に貰ってたから
今の内に書いておくが入国カードのFrom欄に書く街の名前が判らない
日本からなら「Fukuoka」って書いてるけど この街 正式には何て名前?
「タケ」なのか「ターケ」なのか「タケー」なのか?

あちこち捜してみるけど何処にも街の名前が書いてない
ウエルカム ラオって書いてあるだけ(ラオスの国名 正式にはLAOみたい)
面倒だからLAOって書いたけど後で文句は言われなかったから良いか、、

来る時 気がつかなかったけど入国側に両替所を発見
バーツとキップの両替率が一番良い バーツからキップへ1Bが251K 逆が253K
ドルだと この差がだいぶ開いてた 日本円を含め他国の表示は無かった

イミグレ開いたのでカミイと一緒に窓口にパスポート出した
カミイの手続きはすぐ済んだが俺のは「偉いさん」を呼びにいってる?
連れて来られた「偉いさん」英語で「何処に泊まりましたか」って質問

え?そういえば あのホテルなんて名前?気にしてなかった、、
ああ良かったカミイが知ってた「一緒に泊まったのか」って彼に質問してる
ビザが有ったとしても もしかしたら外人 ホテルに宿泊しなきゃいけないのかな?
彼がスタンプ押した時 本来は俺もスタンプが必要だったのかも、、

タイへの渡し舟 来る時と同じで50B表示のチケット
この国から出る時の支払いはキップ払いだと思って少し釣を残しておいたのに、、
カミイのコレクションになっちゃった、、(各国通貨を集めてる)
額だけは凄い単位だよね、、

川の上から朝日を浴びるラオスの川沿いの家々 そまつな造りで
対岸のタイの家とは対照的 来る時は皆 荷物担いで沢山の荷物が
足の踏み場もないくらいだったが こっちからは荷物少ないや、、
タイとラオスの物価の差を利用した行商人かな、、
タイで10Bのシャンプーがこっちなら4000kだから卸で仕入れなくても儲かりそう、、

タイに到着 イミグレ前のポスターに「ノー チャイルド セックス ツーリズム」と
張ってある これ大人の売春旅行は歓迎って意味?(それならメチャ嬉しい)
勿論 この深読みは冗談だが 子供の売春 問題になってるのは確かだから
ガキが好きな方は気をつけてね!捕まったら罰則が凄いらしいから、、

問題無く入国 30日後のチケット差し出したが見もされなかった
ビザ無しの場合 出国のチケット必要って本当に建前だけみたい、、

乗合のトクトクが出て左手に待機してる「何処に行く」って聞かれる「7−11」
ラオス側だとタイの田舎町にも有るセブンイレブンすら見かけなかった
あの街 けっこう人口が多そうな町だったけど、、

先に降りた人が2人で20B渡してるから1人10Bね、、俺達も20B払って降りた
トクトクって言ってもバンコクと違いリアカーにバイクのエンジン付いたような簡易型
これナコンパノムだけでなくサコンやタレーでも同じ型で手作りに近い型
ラオス側も同じだった 

7-11のホットドックで朝食 パンに焼いたソーセージだけ渡されるから
用意してある好きな野菜を挟んで入れ ケチャップやマスタード等 好みでつける
これ俺のタイでの非常食 日本食を用意しないで遊びに行った時に重宝してる

インターネットも覗いて帰ろう やはりトクトクで10B
ここ速度が速く 日本語の読みだけダウンロードするのに8分で済んだ
このネットカフェ パソコンの横にコインBOXがあって1B入れると5分追加される仕組み
1時間10Bのサコンよりは高いけど30分で用が済むなら6Bだから かえって割安かも
(ラオス側ではネットカフェ探しても聞いても無かったビエンチャンなら有ると思うが)

さあ帰ろう バスセンターまでトクトクで、、
そんなに距離は無いのにカミイ来た時と同じ100Bを渡してる おじさんニッコリ!
彼の金に関する感覚 すこしズレてない? 貸切にしたら高めに払うのかな?
これ他のタイ人だと もっと細かいと思うけど、、俺と住んでると感覚こうなるの?
(朝から晩まで稲刈り作業して貰える金額に等しいのに、、)

来た時は各駅?停車のバスで30Bだったが帰りはエアコンバス指定して40B
10Bの違いで座席のクッションから違うしリクライニング シート 断然こっちが良い
このバス ナコンパノム発 サコンナコン経由のウドンタニ行き
座席指定じゃないけど始発だから席は空いてる 日差しを考え座席を決めた

タレーのバス停で降りず 頼んで少し先の自動車修理工場前で停めてもらう
ラジエターの空冷用のファンの調子が悪かったから修理に出しておいた
「治ってる?」「はい」鍵を受け取ってスタート 

冷蔵庫のヤクルト賞味期限が29日までだったからタレーの店に立ち寄り
賞味期限が3日のをカミイが買ってくる わお!何本買ったの「60本」
俺1日10本位しか飲まないのだから計算して買えば良さそうな、、
まあ無くて買いに行くの面倒だから多少 多めでも誰かにやれば良いけど、、

あれ?車の水温計が停車してる間に上昇してる、治ってないじゃない、、
さっそく引返す、「治ってないよ」 ヒューズとかコネクタとか調べてるが、、
もう!積んでる自分の工具箱からテスター取り出しファンの電圧調べる
「電気配線はOK ここまで電気が来てる」そう言ってファン本体を外すよう指示

原因は電極のガバナー磨り減ってた もう13年選手だもの磨り減るよね、、
炭素電極 同じのは無いけど多少大きなのが有ったから削って付けてもらう
機械には彼らの方が詳しいけど電気だと俺の方が詳しい、
純正パーツを注文してもらって来るまでこれで代用する事にした、、

帰宅したのは昼過ぎ 昼食たべて休むつもりが移動で疲れて寝てた、、
起きたら薄暗くなってた カミイが気を利かせて鍵して誰も来れないようにしてあったが
電気つけても誰も来ない?先日から稲刈り前の作業はスタートしてるけど?

15歳と16歳のガキは来たから按摩を頼んで1時間後に晩飯、、
ガキ達は帰ったけど食事の後も誰も来ない まだラオスって思ってるかな?
カミイが「さっき母さんから聞いた話だけど」って話しだす
チャイとムイそれからノン 隣村の犬肉レストランで酔って他の村の人と喧嘩したとか

警察呼ばれてパトカー来る前に逃げたらしい、、
相手が家族と一緒に抗議に来て謝ったと村の噂で母が聞いてた
この村にも犬肉の店 支店が出来てるけど肉を潰してからすぐ食える本店の方が新鮮
彼らバイクで良く出かけてた(バイクに乗る人数が少ないから人数制限の意味もある)

俺が居る時だと酔っ払いを相手にしないから ここぞとばかりに飲んで酔っ払ったな、、
飲むと気が大きくなって たぶん相手に絡んだか刺激するような事を言って喧嘩だな、、
怪我してるか知らないけど今日は来ないな、、

カミイが「明日 彼らが来たら犬肉おごるから行こうって言ってみれば」と笑う
たぶん店に迷惑かけて しばらく行けないだろうから 面白い そう言ってみよう
何も知らないふりして、、、

哀れに思ったか それとも溜まったからかベットにカミイが来た
彼 奥さんと別居後 センズリかくよりマシなのか俺と時々寝てる
昔だと寝るのは当然って感じだったけど結婚後は要求しなかった
前回はシクロさんが来た日に寝たから10日ぶり

彼にとってはオナニーするより身体が有った方が良いって事だろうが
彼 激しいから遊んでもらえるなら大歓迎 30過ぎてもSEXの衰えは無いどころか
テクニックに磨きがかかってメロメロ、、俺の感じるツボ全部知ってるもんね、、
大満足で就寝、、、